管理入院中って絶対安静とはよく聞くけど、一日の流れってどんな感じなの?
切迫早産などの理由で管理入院は、絶対安静と言われています。長い管理入院だと、毎日退屈なのかなと不安になりますよね。
私は管理入院に絶対なりたくない!と思っていましたが免れることはできませんでした。でも管理入院のおかげで、ママ友ができ今でも育児の悩み相談や情報交換をしています。
最初は嫌だなーと思っていた管理入院も、今は「入院できて良かった」と思っています。
この記事では、私が管理入院したときの一日の流れと、入院して良かったことが書かれています。
管理入院への不安がある方にぜひ読んでいただきたいです。
突然の管理入院宣告
妊娠32週の妊婦健診で、管理入院を宣告されました。
双子妊婦(特に一卵性)はリスクが大きいため、私の病院では妊娠29週から毎週妊婦健診がありました。
30週で張りがかなりあったため次回入院かもしれないと言われて入院グッズは用意していましたが、31週は張ることなく入院回避!
しかし32週で管理入院と宣告されました。理由は張りと子宮頸管長の長さが短くなっていたためです。
この時の子宮頸管は15mmでした。
その日から歩くことは極力禁止。車椅子で病室へ移動した時は「大げさだな〜」と思っていましたが、そのくらいじっとしていないとダメな毎日が始まりました。
旦那が仕事終わりに、用意していた入院グッズを持ってきてくれました。
急に管理入院が決まって、パパは職場で涙が出たらしいよ(>_<)
夫婦2人の生活が終わって、次ママが家に帰る時は出産後だからね!
初めてのお子さんを出産予定のママパパは、夫婦生活楽しまないと後悔するぞ٩( ‘ω’ )و
管理入院の一日の流れと検査内容
一日の流れ
6:00 | 起床 心音チェック 体重測定 採血等 |
7:30 | 朝食 |
8:30 | 担当医の回診 |
9:00 | その日の担当医師の回診 |
10:00 | 体温チェック 診察(月水金はモニター) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 体温チェック |
14:00 | モニター(午前の続きがあれば) |
16:00 | 体拭きやシャワー(平日に3回のみ) |
18:00 | 夕食 |
19:30 | 担当医の回診、診察(エコーなど) |
20:00 | 食事量 トイレの回数の確認 心音チェック |
21:00 | 消灯 |
モニターについて
私が入院していた総合病院は、月、水、金にモニター(NST:ノンストレステスト)がありました。モニター(NST:ノンストレステスト)とは赤ちゃんの心音や、お腹の張りを調べる機械です。
心音がきちんと安定したリズムで聞こえて、張りがなければ20分ほどで終わります。
私は双子の赤ちゃんの両方の心音をうまく聞き取ることができず、よく午後まで伸びることがありました。
特に1人が背中の方に入っていて心臓がどこにあるのかわからない時は
なかなか終わりませんでした・・・
いつも張りが強かったため、その都度薬の流量が増えました。そのため点滴の流量が増えた後もモニターで張りが落ち着いたか確認しなければならず、だいたい午後まで持越しでした。
点滴について
入院初日
リトドリンという張り止めの点滴が入りました。錠剤タイプの張り止めを服用していましたが、点滴は量が多くなるため、2.3日は副作用が辛くて眠れませんでした。
主な副作用は、吐き気、頻脈、息切れを感じました。最初の数日間は辛かったですが、すこじずつ慣れてきてだんだん副作用を感じなくなりました!
入院16日目
張りが日に日に強くなり、これ以上リトドリンを勢いよく体に入れることができない流量MAXのところまできてしまいました。「でもまだ赤ちゃんがお腹にいてくれないと困る」ということでより効果が強いマグセントという張り止めの点滴がさらに追加されました。
この副作用は特に、火照り、口渇感、息切れが特にありました。毎日2L以上の水がなくなってしまい、膀胱近くに赤ちゃんが1人入っていたため夜中もトイレは1時間おきに行きたくなりまともに眠れなくなりました。
特に火照りが凄く、助産師さんに冷たい水枕をもらい横になっていました。
私は痛いことが嫌いで、
何より点滴の差し替えがとっても苦手でした(/ _ ; )
シャワーについて
私が入院していた病院は、シャワーは平日9:00から17:00まで使用可能でした。
しかし、点滴の針が刺さっていてさらに張りやすいハイリスク妊婦とされていた私は、週に3回までとされていました。
土日のシャワーは基本的に禁止。平日に比べて医師、看護師の人数が少ないのが理由です。
点滴の副作用でよく汗をかいていたので頭も体もベトベトなのがとっても嫌でした。
病室のお隣さんが、ドライシャンプーを使用していました!
洗い流さずシャンプーができるのでいいなあと思っていました。
私ももしまた入院がある時は絶対持っていきます!
管理入院中の楽しみ
私が入院していた病院では、面会ができるのは実母と旦那のみという決まりがありました。
実母は遠方でなかなか会うことができず、旦那は職場も家も病院から遠いため面会は週1.2回でした。
そんな中でも私が入院中に楽しみにしていたことは、
「病室の妊婦さんとおしゃべり」「赤ちゃんの心音を聞く」「動画配信サービスで連載ドラマを見まくる」
ことでした。
病室の妊婦さんとおしゃべり
私は大部屋の4人部屋で1ヶ月間入院していました。
入院初日の夕飯時、カーテンを閉めて治療が続きそのまま夕飯が運ばれました。カーテンを閉じたままご飯を食べていると、病室の方が声をかけてくれました。
カーテン開けて一緒に食べませんか?
あ、え、私?ありがとうございます!!初めまして〜!
その病室では、妊婦さんがみんなカーテンを開けておしゃべりしながらご飯を食べていました。
私は初産でしたが、入院されているみなさん経産婦さんで、2人は同じ双子を妊娠中でした。
入院の不安や子育ての不安など、いろんなお話ができてとても楽しい入院生活を送ることができました。
ここの病室は女子高か!
医者や看護師さんによく言われていました。
その妊婦さんはみなさん無事出産し、今ではママ友としてよく遊んだり、育児に関することを共有したりする仲になりました!初めてママ友ができ、その点で管理入院してよかったなと感じることも多々あります。
赤ちゃんの心音を聞くこと
毎朝起きてすぐ、昼間、寝る前に赤ちゃんの心音をチェックがありました。
点滴の副作用が強かったり、お腹が苦しくて眠れないことがよくありましたが、赤ちゃんの元気な心音を聞くと「赤ちゃんも頑張って」と思えました。
そして確実に動いている心臓の音、力強い胎動、苦しくなるお腹を日々感じることで、少しずつ母になる実感も湧いてきました。「もう少しで会える、もう少し」と毎日を過ごすことができました。
動画配信サービスの利用
管理入院中のほとんどは、動画配信サービスを利用してとにかくたくさんの動画を見ました。
入院中横になって動画を見るくらいしかできませんでしたが、それが楽しみになっていました。
感動して涙するものから怖いもの、恋愛と様々なジャンルの動画をあれほど見て過ごしたのは、一生で一度な気がします。管理入院中だからこそ動画を見漁ることができました!
今の時代、様々な動画配信サービスが無料でお試しできて便利ですよね!
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1ヶ月間の管理入院の体験談まとめ
管理入院が決まる前はとても不安でした。
長ければ長いほど、出産までの不安だ増して行きました。でも大部屋を希望したことで、この土地で初めてのママ友ができたり、たくさんの動画を見て楽しむこともできたり。
点滴の副作用は本当にしんどかったですが、その点滴がなかったら、ギリギリまで赤ちゃんをお腹で育てることもできませんでした。そう思うと、管理入院をしてよかったと感じています。
この記事を読んで、
管理入院への不安がなくなる妊婦さんが少しでも増えますように♪